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蚊遣り「KUYURI」
夏の風物詩ともいえる蚊取り線香。
その起源は平安時代にさかのぼり、当時から蚊を追い払うために草木の葉や木くずなどをいぶす蚊遣りが行われていました。
そのように古くから生活に欠かせない道具だからこそ、上質で美しいものを使っていただきたい。
「KUYURI」は私達のそんな思いで誕生した蚊遣りです。
生活や道具にひと手間と愛情をかける“丁寧な暮らし”を実現させたい方へ届けたい商品です。
「KUYURI」誕生の背景
KUYURIは、デザイン会社「セメントプロデュースデザイン」の代表金谷勉さんが講師を務める京都精華大学(藤田聖香さん)と株式会社竹内の産学連携によって生まれました。
仏壇や仏具の需要減にともなって錺金具の需要も減っている中、錺金具の存在や技術を未来に残すためには、錺金具の存在を広く知ってもらわなければならない。
そのためには宗教業界に縛られずに普段の暮らしの中で錺金具を親しめるような存在にしていくことが必要なのではないか。
そのような思いから産学連携に取り組んでまいりました。
経年変化を楽しむ
KUYURIの素材は「銅」と「真鍮」の2種類です。
銅や真鍮は使い込むことで味わいが生まれ、長く使うほどその色や風合いの変化を楽しむことができます。
その経年変化を楽しんでいただけるよう、塗装などはしておりません。
自身の使い方によって経年変化の具合が変わるので、自分だけの趣が生まれてきます。
普段使いするものだからこそ、その過程でつく汚れや色の変化も含めて味わっていただければと思います。
蚊遣りとして以外にも、ポプリやお香、小物入れなどとして使うこともできます。
なお、経年変化により現れる緑青(りょくしょう)は人間の健康には影響がなく、無害であることが認められています。
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