華鬘

華鬘の出来はどこで見分けるか

 

皆様は、華鬘をご覧になられる際、または購入される際に、何を見て出来の良し悪しを判断されますか?

多くの方がデザインとお考えになられるのではないでしょうか。

しかしデザインは個人の感性による評価で左右されます。

ならばどこを見て華鬘の出来栄えを評価すればよいのか。実は素人目に見てもハッキリと分かる見分け方がございます。

それは意外にも、外周を囲っている輪(覆輪/ふくりん)なのです。

というのも、華鬘の製作に関しては覆輪を巻く工程が最も難しく、出来上がりに大きく差がつくのです。

華鬘は、透かし彫りをほどこした本体の部分と覆輪とを別々に製作し、それらを組み合わせることで出来上がります。

覆輪はC型に膨らませており中が空洞になっているため、巻いていく工程で凹みやすいという難点があります。

凹凸がつかないように綺麗に巻くのは非常に難しく、熟練した技術が必要です。

当社の華鬘は写真(下)を見て頂ければお分かりになるように、覆輪の表面が真珠のようになめらかで、光を反射するほど綺麗に仕上がっております。

このように覆輪をアップにした写真を掲載できるのは、それだけ自信があるからです。

当社の製品は細部にまでこだわって作り上げています。

ぜひ一度お試しください。

製品名: 蓮水華鬘

 

 

 

サイズ

9寸~1尺5寸

※瓔珞は写っておりませんが実物にはついております。

※パソコン環境などによって写真と現物の色が

多少異なる場合がございます。

 

蓮水華鬘とは

 

上の写真をご覧下さい。

蓮水華鬘には蓮の花が描かれています。

蓮は沼地などに生息する植物で、泥の水からは想像もつかない様な綺麗な花を咲かせます。

その姿から、泥の水=私たちの住む世界(煩悩)と、花=悟りの世界を表しています。

仏様も蓮の葉の上に座られているように、仏教では蓮が浄土の象徴とされています。

そのため寺院の建築装飾、仏像彫刻、仏画、仏具などでは蓮華が多く使用されました。

蓮水華鬘はその蓮の文をあしらう浄土を象徴した荘厳具となっております。

 

※自社製造の寺院仏具を掲載しています。

当社の製品に興味が御座いましたらお気軽にご連絡ください。

製品名: 中尊寺華鬘

 

 

サイズ

9寸~1尺3寸

※瓔珞は写っておりませんが実物にはついております。

※パソコン環境などによって写真と現物の色が

多少異なる場合がございます。

 

 

中尊寺華鬘とは

 

中尊寺は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山です。

その中尊寺には、国宝建築物第1号となった金色堂がございます。

金色堂はその名の通り、堂の内外に金箔を押してある豪華絢爛なお堂です。

この仏堂は平安時代後期に建立されたもので、その金色堂堂内具のひとつに迦陵頻伽文金銅華鬘(国宝)がございます。

この華鬘は仏平安時代後期を代表するものであり、宝相華の透彫りの地に左右には迦陵頻伽を見事にあしらっています。

そのできは実にすばらしく、荘厳具として相応しい華鬘でございます。

その迦陵頻伽文金銅華鬘をモチーフとして製作されたのが中尊寺華鬘でございます。

 

 

迦陵頻伽(かりょうびんが)とは

 

迦陵頻伽とは仏や菩薩が住む極楽浄土にいるとされている、上半身が人、下半身が鳥で描かれた架空の生物です。

その声は誠に美しく、うっとりする程の美声で説法や美しい舞をするとされています。

そのため迦陵頻伽は、極楽浄土を表すシンボルとして描かれ、釈迦の教えを仰ぐことを意味してます。

 

 

※自社製造の寺院仏具を掲載しています。

当社の製品に興味が御座いましたらお気軽にご連絡ください。

 

製品名: 華瓶華鬘

 

 

サイズ

4寸~8寸

※瓔珞は写っておりませんが実物にはついております。

※パソコン環境などによって写真と現物の色が

多少異なる場合がございます。

 

 

華瓶華鬘とは

 

華瓶の始まりは古代インドとされています。その古代インドでは、水は貴重なものでした。

そのため宝薬や香水を入れた瓶には、花で蓋をしていました。

その水瓶が転じて、華瓶となったとされています。

そのため、華瓶は花瓶とは違い花をお供えするものでもなく、飲み水としてお供えするものでもございません。

樒(しきみ)や青木などを挿して清らかな香水(こうずい)としてお供えするものです。

華瓶華鬘はその華瓶をあしらうことで、恒久的に荘厳具としてお供えすることを意味しています。

 

※自社製造の寺院仏具を掲載しています。

当社の製品に興味が御座いましたらお気軽にご連絡ください。

 

製品名: 宝相華華鬘

 

 

サイズ

9寸~1尺2寸

 

※瓔珞は写っておりませんが実物にはついております。

 

※パソコン環境などによって写真と現物の色が

 多少異なる場合がございます。

 

 

 

宝相華華鬘とは

 

宝相華とは架空の花の唐草文様です。

その始まりは、古代エジプトの睡蓮・忍冬・パルメットなどの植物文様とみられています。

日本に伝わるまでに複数の植物文様が組み合わされ、宝相華という架空の植物の文様ができたとされています。

奈良時代に唐から伝来し、それまでの日本に無かったデザイン性、表現性から植物の理想的な姿とされ好まれました。

そして平安時代後期になると、宝相華文様はあらゆるものに用いられるようになりました。

このため宝相華文様を配した国宝や重要文化財は、平安時代のものが多く残されています。

宝相華華鬘の国宝ならば京都・東寺に伝来した牛皮華鬘(ごひけまん)がございます。

 

製品名: 別製華鬘

 

サイズ

フリー

 

 

※瓔珞は写っておりませんが実物にはついております。

 

※パソコン環境などによって写真と現物の色が
 
多少異なる場合がございます。

 

 

 

 

別製華鬘とは

 

右の写真をご覧ください。

この華鬘は、お客様のご希望により中尊寺華鬘の迦陵頻伽を紋に取り変えました。

完全オリジナルの華鬘も製作可能ですが、このように既製品の華鬘を応用することでお求めやすく仕上げることも可能です。

別製の華鬘をお考えの方はお気軽にご相談ください。