仏具修理

当社の錺金具や仏具を、長く大切にご使用いただき誠にありがとうございます。

 

当社は創業からこれまで、数千を超える錺金具や仏具を製造してきました。

それらの中には時が経つにつれて、修理が必要とされる物もあるでしょう。

私達は仏具を製造してきた者として、修理・修復をする責任があると考えています。

お手持ちの仏具で穴空きによる水漏れや、経年劣化によるヒビ割れ、使用による欠損や凹みなどのキズ等ございましたら修理を承ります。

華鬘、灯篭、柄香炉、常香盤、六葉などの寺院仏具だけでなく、社寺金物の修復も

お任せください。

当社で購入された製品でなくてもかまいません。

時代物の仏具や文化財の修復などを手掛けたこともある経験豊富な職人が、

1点ずつ丁寧に修理をさせていただきます。

修理は、製品の劣化や傷の状態によって次のような場合があります。

・修理が比較的簡単で、費用が安くて済むもの。

・修理よりも買い替えの方が費用が安く済むもの。

・修理費用は高くとも修理するだけの価値があるもの。

・部分的に作り直す方が良いもの。

など。ベテランの職人が製品の状態をしっかりと見極め、お客様にとってベストな方法をご提案させていただきます。

無理に修理をお勧めしたり、買い替えを勧めたりは致しませんので​ご安心ください。

下記に仏具の修復の一例をご紹介致しますので、仏具修理をお考えの方は参考に

なさってください。

仏具修理 実例①(神前灯篭)

 

40年以上前の当社設立当初に製造した神前灯篭が修理で戻ってきました。

長年の使用に伴う汚れ・キズ・凹み等はありましたが状態は良いため、内陣にて使用されていたと思われます。

仏具修理前
仏具修理中
仏具修理前
仏具修理後
仏具修理後

本体を解体しキズや凹みを修理しました。

その後、洗浄しメッキ工程を経て組み直しました。

修理後は、まるで新調したかのように仕上がりました。
これで再び40年ほど内陣を照らすでしょう。
大切に使っていただいているので、40年後再び会えるかもしれません。

 

この他にも華鬘の修理も承ります。

瓔珞(ようらく)の補充や損傷が激しい場合ですと、覆輪(ふくりん)の

巻き直しなどもさせていただきます。
もちろん当社の製品でなくとも構いません。

職人が1つ1つ丁寧に仏具を修理させていただきます。
後世まで
大切にお使いになられる方のご連絡をお待ちしております。

仏具修理 実例②(五具足)

 

五具足の燭台の修理のご依頼をご紹介いたします。

五具足の燭台は左右で一対ですが、今回のお客様は片側を紛失されたそうです。

本来ならば下の写真のように鶴が右に向いている状態のものを左向きに変えて使用したいというご依頼でした。

そこで鶴のくわえている灯立の挿し口を逆向きにすることに致しました。

更に蝋の受け皿の穴が芯に対して大きすぎて皿が安定しないため、

固定して欲しいとのことでした。

仏具修理前
仏具修理前
仏具修理後
仏具修理後

まずは灯立の挿し口から修理します。(上写真・左)

はんだで固定されている挿し口を熱して外し、ひっくり返して挿し口が垂直に

なるように調整しながら再びはんだで固定しました。

これで鶴が左を向きました。

次に芯と受け皿の固定です。(上写真・中)

皿の穴が大きく不安定だったため、直接はんだで固定しても強度が弱いだろうと判断しました。

そこで座金を付けてはんだで固定することにしました。

表も裏も座金が付いているのがお分かりになるでしょうか?(上写真・右)

これで皿の強度を保ちつつ固定されました。

あとは熱した時に付いた痕を磨いて消すと完成です。

いかがでしょうか?

挿し口も左右逆になり、灯立も安定して真っ直ぐ立つようになりました。

仏具修理なら簡単な事から難しい事までどんなことでも構いません。

どなた様でもお気軽にご相談ください。

仏具修理 実例③(神輿隅瓔珞傘)

 

神輿の隅瓔珞の傘を紛失されたため、複製のご依頼をいただきました。

下の複製元の写真を見ていただくと、縁が割れてきているのが分かります。

経年劣化による割れなどの状態からすると100年以上は経っていると思われます。

仏具複製元
仏具修理前
仏具複製品
仏具修理後

実はこのようなお椀型の形状の物は複製することが簡単ではありません。
何故かというと、外径のみならず椀の深さや膨らみ加減などが少し違うだけで、印象がかなり違って見えるからです。

さらに、先に雲柄を平らな銅板に彫ってからお椀型に加工しているため、加工に失敗すると最初の彫金の工程からやり直しになります。

​複製元と完成した複製品を見比べてみてください。

ほぼ同様な仕上がりになっていることがお分かりになると思います。

経験豊富な職人だからこそ、このような複製のご依頼も承れます。

紛失などお困りも際には、どなた様でもお気軽にご相談ください。

仏具修理をお考えのお客様

ご注文の流れ

Step1
ご準備
Step2
お問い合わせ
Step3
お見積り
Step4
仏具修理
Step5
お受け取り
Step 1 ご準備

修理したい仏具をお手元にご準備願います。

Step 2 お問い合わせ

仏具の修理をご希望の方はこのページの下部お問い合わせボタンをクリックし、
お電話またはメールにてご連絡ください。

お電話の方は、経験豊富な職人が仏具の状態をお伺い致します。

メールの方は、仏具の状態をお書きいただいてご送信願います。

修理は一点ごとに状態が異なるため、この段階で一度おおよそのお見積をお出し致します。

より正確なお見積りが必要な場合は、写真をメールや郵送でお送り願います。

Step 3 お見積り

ご納得いただければ仏具をお送り願います。

こちらで現物の状態を確認後、正確なお見積りをお出し致します。

この段階でご納得いただけない場合は、修理をご辞退いただくことも可能です。

その場合もお見積りは無料です。

Step 4 仏具修理

お見積りにご納得いただけましたら仏具の修理に取り掛かります。

文化財や時代物の仏具の修理も経験している職人が、丁寧に修理させていただきます。

修理完了後お品を発送致します。

Step 5 お受け取り

お品が届きましたらご確認をお願い致します。

万が一ご納得いただけない場合はご連絡下さい。

ご納得いただけるまで誠心誠意対応致します。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。